開発者のメッセージ

開発者の声・・・「ユニフロートステップ」

こんにちは。
この度「ユニフロートステップ」の開発に携わらさせていただいた企画開発部の松井と申します。ここでは商品開発に携わった際のちょっとした裏話や想いなどを紹介させていただきたいと思います。

この「ユニフロートステップ」は医療分野へ参入させていただくにあたり一番初めに開発を進めた商品の一つです。

医療分野へ新規参入するといってもどうすれば良いか右も左もわからない状況の中、地元新潟県燕市様が主体となって立ち上げていただいた”医療参入勉強会”なる取組みに参加させていただいていた事も大きなキッカケの一つです。

手術室イメージ

その中の取組みで、実際の病院への視察や現場訪問などをさせていただく機会があり、 そこで人体に直接触れる医療器具以外にも多数の周辺機材があるコトを実感させていただきました。

また、手術室を見学させていただいた際に”踏台”のようなものが室内に複数個、 置かれており、手術の際の補助台として使用するという旨をお聞きいたしました。

そのような”現場研修”をさせていただき、企画開発部の部内でスタッフとそんな座談のようなコトを話をしていました。
その折、開発スタッフの家族の方が最近、手術を受けるコトがあり、手術室ではその補助台を足で軽く蹴飛ばしたり、引きずったりして補助台を移動するシーンを目の当たりにしたそうです。手術室内に限らず、病院内では衛生面には非常に気を遣っている事が容易に想像できましたので手を汚さずに補助台を移動する際にはやむを得ない行動だったのでは、という事を感じました。

そんな情景をイメージしていると、非力な女性の看護師さんなどは移動する際にも一苦労なのではないか?という仮説が湧いてきました。
”移動する際は簡単に移動ができ、使用する際は安定する・・・使用後は容易に清掃が行え、未使用時には場所もとらない・・・”など製品コンセプトに直結するような訴求事項が一気に線でつながりました。(製品開発業務に携わっている中での一種の職業病のような感覚でしょうか・・病気ですね。。)

訴求ポイントがまとまると次は具現化する業務になりますが、別の用途の類似品を幾つか試作していたコトがありましたので、カタチにするコトは比較的容易にできました。しかしながら試作ができてからの機能検証などは、いわゆる”ツテ”などもなく時間がかかりました。県の機関の方にご協力いただいたりしながら、何とか実際の現場でのモニタなどをするコトができました。(その際にお世話になった方々には本当に感謝いたします。ありがとうございました。)

試作品「ユニフロートステップ」

幸い、モニターなどでの評価は比較的良好で、大きな設計変更事項などはありませんでした。

出来上がった製品を見れば”台に車がついただけ”と言われても仕方がありませんが、製品を立ち上げる側は様々な視点から、訴求事項を切ったり貼ったり、機能優先度やコストなどを加味して構造を変更したり、素材を削ったりしながら、最も適切ではないかというカタチに作り込んでいってまとめあげます。

最初から答えを見て意見をいうのは簡単ですが、何もない状態から一つのものをつくり上げていくのは容易なコトではないんですよ。(笑)”製品”を作る事はできても”商品”を作る事は難しかったり・・・。(まぁ、それがお仕事ですが・・)

企画開発はある意味特殊な職種かもですね・・企画を立ち上げて設計して商品としてカタチにした事のない方がほとんどだと思いますが、私達、企画開発に携わる人間も、少しでも良いものを、使っていただける方が喜んでもらえるものを、とちょっとしたプライドを持ってやっています。目をつぶって腕を組んで下を向いている時でも寝ているワケではありませんので大目に見てください。(笑)

商品の立上げに際しては開発者のエゴが強すぎて自分の他には誰もよくない、なんて事もよく聞く話ですし私も経験があります。誰を喜ばせたいのかを常に忘れずに今後も業務に務めていきたいと思います。

「ユニフロートステップ」を一人でも多くの方に使っていただき、少しでも喜んでいただけたら・・と思います。また、こうした方がもっと良いなどのご意見などありましたら頂戴できると幸いでございます。

株式会社シンドー 企画開発部 松井

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